掌蹠膿疱症の治療…サリチル酸ワセリン

皮膚を柔らかくして、水虫を予防し、他の薬の薬効を高める必需品

掌蹠膿疱症で辛いもののうち、患部の角質化は大きな割合を占めると思います。作業しづらい、歩きづらいといった症状は、角化症によって関節などがひび割れたり、裂けることによることが多いと思います。
私も、症状が最もひどい時は胸骨や肋骨などの関節炎よりも歩けない、手作業ができないというQOLの低下に悩みました。関節炎を伴う時は、痛みによって体を満足に動かせないのに、手も角化症で動かしづらいと本もろくに読めず一日中何をして良いかわかりません。トイレやお風呂、着替えなど人間として基本的な行動も制限されます。(私はこのサイトの原稿の半分はPCではなくてスマートフォンの音声入力で書いています。)まだひどい乾燥で、物を掴むことも満足にできず、フローリングには粉状になった患部の皮が飛散します。
そういった角化症にうってつけないのがこのサリチル酸ワセリンです。
掌蹠膿疱症への直接的な薬効は望めませんが、治療に必須の外用剤として紹介します。

角化症に有効なのが一番の薬効

水虫の予防にも

ステロイド外用剤や、免疫抑制剤を使用する場合皮膚の免疫機能の低下によって白癬菌の感染、すなわち水虫になりやすくなると言われています。そのため、水虫という二次被害を抑止するためにも積極的に利用するべきです。

ほかの外用剤も効きやすくなる

皮膚が軟化することによって皮膚への外用薬が浸透しやすくなります。

成分(一般名) : サリチル酸ワセリン
製品例 : 5%サリチル酸ワセリン軟膏、10%サリチル酸ワセリン軟膏

作用

サリチル酸を主成分とする軟膏です。
サリチル酸には、皮膚の角質を軟化させる作用や、水虫の菌(白癬菌)をおさえる作用があります。
乾癬や角化症、湿疹、ざ瘡(にきび)、水虫などの治療に用いられています。

出典:お薬110番(http://www.interq.or.jp/)

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コメント

  1. ハルカ より:

    はじめまして。夫が掌蹠膿疱症です。
    騙し騙しやり過ごしてきましたが、
    最近の症状が特にひどく色々調べてこちらのブログも拝見させていただきました。
    サリチル酸ワセリンが有効ということでしたが、こちらはほかのステロイド剤などと併用してもいいんでしょうか?
    乾いて、ひび割れ、ジュクジュクを繰り返し最近ではラップを巻いてました。私としては雑菌が増えそうでどうかと思っているんですが本人は楽になっているみたいで…

    他の薬を塗った上からワセリンでコーティングするような使い方は良くないでしょうか?

    • 掌蹠膿疱症.com より:

      ハルカさん、サリチル酸ワセリンは皮膚の角質を軟化させる作用や、水虫の菌(白癬菌)をおさえる作用があるので雑菌が増えることはなく、他に使用している掌蹠膿疱症治療に有効な軟膏が浸透しやすくなる薬剤だとおもいますので、コーティングというよりも、先に塗ることが望ましいと思います。
      かかりつけドクターに是非相談してみてください。
      私の場合は、ステロイド、サリチル酸ワセリンなど別々でなくブレンドして処方されています。