掌蹠膿疱症が長引く人に共通する「4つの悪習慣」

掌蹠膿疱症は人によって治療期間に大きな差のでる病気。

もちろん症状の程度の大小はありますが、個人によって治癒までの期間は数カ月から40年とあまりにも開きがあるのが特徴です。
なかなか症状が良くならないな……。そう思っているあなた。もしかして、以下の4つの事が習慣化していませんか?

まずは治したいと願い
前に進もうとすること

掌蹠膿疱症に悩む方たちへ掌蹠膿疱症.comイメージモデル

「翼を持たずに生まれたのなら、翼を生やすためにどんな障害も乗り越えなさい」―ココ・シャネル

掌蹠膿疱症と診断された時は誰しも完治したいと思ったはずです。最初は「治そう」と思っていたのにいつのまにか「自然に治るまで待とう」という気持ちになっていませんか?
ほとんどの人が知っていることですが、辛いことや苦しいことに対しては慣れという麻痺が人間には備わっています。毎日辛いと感じたり、苦しいと感じることは人間の生命維持には危機となるため、体が防衛本能としてこの麻痺する能力携えているんですね。
しかしこれは治療に対して辛いとか苦しいというネガティブな感情を持った場合の話。
そもそも掌蹠膿疱症の治療をすることは完治に向けて少しずつ前進することを感じられるポジティブな行動だと理解しましょう。

それでは早速掌蹠膿疱症を長引かせる「4つの悪習慣」を紹介します。

01.そもそも根本治療をしようという気がない

掌蹠膿疱症を治す気がない掌蹠膿疱症.comイメージモデル

掌蹠膿疱症を完全に治したい、つまり根本治療をしたいと望む人はどれだけいるのでしょうか?目的意識というのは人それぞれで強要できるものではありません。
しかし、筆者がこれまで出会った掌蹠膿疱症患者のうち、根本治療をしようという意識のない人は大体が医師の診断、医師の処方に頼っているという傾向があります。
医者のいう事を絶対と信じ込んでいる人は案外多いものです。
掌蹠膿疱症の専門医は?」というページでも書きましたが「医師をパートナーとして自身が治療に立ち向かうこと」が掌蹠膿疱症の治療には必要だということを改めて意識することで完治するまでの期間は大幅に短縮できるはずです。

02.なぜかビオチン治療法を妄信している

gravure_140_mika掌蹠膿疱症.comイメージモデル
いよいよ根本治療をしようという気になったのは良いものの、少しインターネットで情報を調べてすぐに「ビオチン治療法」のみに取り掛かる人はとても惜しいです。
ビオチン治療法は主に前橋賢という医師がまとめた治療法の一つでしかなく、掌蹠膿疱症に対して万能なものではありません。ビオチン治療法が治療に有効であった事例はいくつか論文もあり、筆者は決して否定論者ではないですが、医療現場では否定論者と懐疑論者が多く「胡散臭い」とまで言う医師もいるのが現実です。そもそも掌蹠膿疱症は発生機序が人によってさまざまであり、その原因が違えば、治療法もさまざまなのです。
ビオチンがビタミンHとして発見された当初から様々なビジネス商戦に利用されてきたことを考えるとビオチン治療法を過剰にすすめる情報には少し斜めに向き合った方が良いと考えるのが自然でしょう。

03.ステロイドとうまく付き合えない(付き合わない)

medical_7_mika掌蹠膿疱症.comイメージモデル
筆者の経験上、掌蹠膿疱症は炎症が起きたら早めに抑えるというのが、症状を悪化させない鉄則です。副作用が恐ろしいからと、わたしも一時はステロイドホルモン外用剤を避けていました。しかし、炎症が長引くことによって痒みに耐えられず、患部を搔きむしってしまって、社会生活が不自由になるばかりか症状に長い期間苦しめられました。
なぜステロイドホルモンを恐れるようになったのか?それは周囲やインターネット上から得られる情報のためでした。
薬のプロである薬剤師の友人に何人か聞いたところ、内服ではないステロイドホルモンの副作用は非常に軽く、医師の処方をもとに利用すればまったく危険ではないとのこと。もう少し早く気づけば症状はもっと早くに治まったかもしれません。
この項目は言い換えれば「周りの情報に流される」「医師とうまく付き合えない」という悪習慣と言えるかもしれません。

04.どうしても煙草がやめられない

beauty_37_mikarika掌蹠膿疱症.comイメージモデル
筆者は煙草が掌蹠膿疱症に与える悪影響の理由を2つ論文から突き止めることができていますが、実際のところはどちらも仮説であって煙草が掌蹠膿疱症の誘因になっているとは言い切るには弱いと感じています。しかし、掌蹠膿疱症の患者の80%以上が喫煙者であるという事実があるという点と、もっと重要なのは「絶対に治したい」という意志が煙草を止められるか否かで分かるということです。
人は強い目的を持つと自ずと体がその方向に向かう傾向にありますが、煙草を止められないレベルの弱い目的意識では完治までの道のりは遠いのではないでしょうか?

以上になりますが、いかがでしょうか?
筆者はこの記事を書きながら改めて完治への決意を新たにしました。

コメント

  1. トマト より:

    こんばんは。
    書き込み遅れてすみません。
    脱発酵食品についてはイチゴさんが記した通りです。
    どこかに記した精神疾患のお薬でのんではいけない薬の件もビオチンを除外する作用があるからです。
    最近追加された薬にダメな物がありましたが、先生は精神科を優先させて下さいと私の場合は言われました。
    私はミヤリ、ビタミンC、ビオチンを1日に4包朝昼夕方寝る前飲むようにし、食事制限もまもり塗り薬もちゃんと朝と寝る前に使っています。
    以前に記した二ヶ月間ぐらい治療に悪影響な生活とかきましたが四ヶ月でした。
    皆さん完治するまでは治療を頑張って続けましょう。

    • 掌蹠膿疱症.com より:

      トマトさん

      コメントありがとうございます!
      治療に真剣かつ前向きなトマトさんの書き込みはみなさんの励みになると思います。
      引き続きよろしくお願い致します。
      また、トマトさんの全快を心より祈念しております!

    • いちご より:

      トマトさん こんにちは
      トマトさんが 通院しているところは きちんと薬を出してもらっているみたいですね
      でも 私より 量が多いのはなぜなのでしょう?
      一日4包とありますが 私は3包です
      少ないから 6年経っても 治らないのでしょうか??
      それとも 抗鬱薬のせいでしょうか??
      今 通院している先生は その点は理解がないので わからないのが現状です。
      毎日 痛くて 気が狂いそうです・・・

  2. いちご より:

    こんにちは 発酵食品に関しててですが
    前橋先生曰く  ビオチンを除外する力があるのだそうです。
    卵の生の白身 火を通せばOK それと 特にヨーグルト
    そして 最も良くないのが たばこです。
    生の白身 イコール 生クリーム系もNGです 
    よって ソフトクリーム アイスクリーム などなど・・・
    この病気で ビオチンが少ない私たちにとっては 余計に悪化させる要因です。
    それで 乳製品に関しての発酵食品はなるべく 避けた方が賢明だと考えます。
    納豆など 植物系に関しては問題ありません。
    医者から 言われてなかったですか??

    • 掌蹠膿疱症.com より:

      いちごさん

      コメントありがとうございます。

      >それで 乳製品に関しての発酵食品はなるべく 避けた方が賢明だと考えます。
      >納豆など 植物系に関しては問題ありません。
      >医者から 言われてなかったですか??

      わたしも同様に前橋医師の著書にかかれている内容をそのまま自身に取り込み、乳製品にかかわる発酵食品は避けていましたが、ほかの発酵食品は特に避けずむしろ積極的に摂取していたかと思います。
      著書を読む限り乳製品以外の発酵食品については言及されていませんよね?
      みなさんあくまで主治医のご指示に従ってもらいたいのですが私の体験がご参考となればと思い記します。

      • いちご より:

        こんにちは 
        確かに 他の 乳製品に関しての制限は言われませんでした。
        本にも書いてありません。これは 私が 感じたことです。
        その日 食べた発酵食品を書いておき 何日かして 化膿状態になったからです。
        たまたまなのか どうかは私にもわかりませんが 出ないのであれば食べても問題はないと考えています。
        皆さんに誤解を与えたことは お詫びします。
        ただ 他の皮膚科の先生は 全く分からないのが現状です。
        皆さんが 通院されていて 食べ物の制限を言われた方はいらっしゃいますか??
        私は 前橋先生からしか 教えてもらえませんでした。
        秋田まで 行って 初めて分かったことです。
        ヨーグルト 生クリームだけは 絶対にNGです
        私は チーズも牛乳も口にしていません。
        ピザが食べたくても ひたすら 我慢です・・笑

  3. トマト より:

    いっぱい私の治療法を書きまくり申し訳ありません。
    あと少し書かせて下さい。笑

    私は掌蹠膿疱症を早期発見しました。しかし近所の皮膚科で有名な病院にいきましたが、それで言われたUV治療そして禁煙。酷い先生はタバコをやめれば治るとも言われました。ネットで色々調べて金属アレルギーのテストをしましたが金属アレルギーでもありませんでした。でも一応は銀歯を外しました。痒みが始まり搔きむしり過ぎて血だらけにもなりました。そしてやっとたどり着いたのが秋田の先生です。しかし同じ治療法をやっている先生を見つけそちらの先生に診てもらうことにしました。
    私は統合失調症で精神科の薬を飲んでいるのですが薬も飲んではいけない薬などがあり精神科で変えてもらいました。発酵食品は全て禁止ですが毎日ではありませんでしたが食べていました。
    その上に私はヘビースモーカーで禁煙なんて無理と何回か禁煙をして諦めていました。ビオチン治療をしだして喫煙しながらも膿疱は少なくなり、アレルギーの薬を飲まなくても痒みはほぼなくなりました。塗り薬は面倒だと思い殆ど塗りませんでした。痒みはたまにありましたが辛くなくなったのでビオチンを飲まない日などもあり、完全に病気と向き合うのから逃げていました。
    でもたまに出る爪の変形などや足のかさつきが気にはなっていてやっと3年ぐらい前に向き合う決心をしてタバコをやめました。そして劇的な回復をしました。今はだらしがなくなって病気が悪化しているんですが。。。今はまた脱発酵食品とビオチンを飲むことを忘れずに頑張っています。

    • 掌蹠膿疱症.com より:

      トマトさん

      コメントありがとうございます。
      少しでも情報は多い方が良いと考えますので情報のご提供、まことに感謝申し上げます。
      前橋先生以外のビオチン治療法で掌蹠膿疱症が一度寛解したとのこと。
      またその他の病気の薬との兼ね合いも注意する必要があるという視点がとても参考になりました。
      発酵食品も避けるとのことですが、これはどういう弊害があるからなのでしょうか?
      わたしが脱発酵食品を意識したことがないので大変興味があります。

      • いちご より:

        掌蹠膿疱症.com さん こんにちは^ ^
        発酵食品ですが あくまでも 乳製品に限ります。
        納豆や 味噌などには全く関係がありません。
        前橋先生も ヨーグルト 卵の生の白身 特にたばこは 猛毒とまで言っていたくらいですが それ以外の言及はされていません。
        ただ やはり 症状も 皆さん それぞれに 違うと思います。
        症状の変化もしてきています。
        進化しているのではないでしょうか??
        自分が食べて 問題ないのであれば 食べて構わないと思っています。
        私の場合は 痛みがかなりあり 歩くのもままならない結果
        避けているだけにしかすぎないのかもしれません。
        誰しも 自分が通っているところが 一番だと思いたいのは当たり前のことです。
        ただ この病気を前橋先生自身が 経験されています。
        それで 研究を重ね 発見された 第一人者です。
        それだけに 人一倍 熱心でした。
        患者一人一人に向き合っていた先生です。
        私は 三年で 一度 完治したのですが
        勝手に 治ったと思い 薬をやめてしまった結果が今につながっています。
        あの時に しっかり 飲み続けていればと思うと
        悔しくて 涙が止まりません。
        自業自得なんです。