Q:何が原因で起こるのか?

原因は直接原因と、間接原因で分けて考えましょう。

直接原因

掌蹠膿疱症の症状は免疫機能の異常によって引き起こされます。皮膚の角質に白血球の一種である好中球が溜まった状態です。
体の免疫機能の何がどうなって症状が発症するのかは、以下のページにまとめていますので、ご参考にしてください。

[参考ページ]体の中では何が起こっているのか?

間接原因

上記のような免疫異常を引き起こす間接原因は、特定が困難な場合が多いです。しかし統計的に慢性化膿性病巣が全体の3割にみられるようで、何らかの細菌感染が存在する場所が体内にあるケースが報告されています。

よく聞く病巣感染は、慢性扁桃腺炎、歯槽膿漏などの口腔内の感染炎や、中耳炎、蓄膿症などです。そのため掌蹠膿疱症の根本治療として、扁桃腺の切除や、虫歯の治療を行うケースもあります。また耳鼻咽喉科の分野では掌蹠膿疱症は典型的な扁桃病巣疾患として認識もされています。

[参考ページ]病巣感染治療

その他にはその他の自己免疫疾患と同様に、加齢、遺伝などの他に掌蹠膿疱症で特徴的なのは喫煙者が多いということです。報告では約80%の患者が喫煙者であるというものもあります。

※掌蹠膿疱症.com独自アンケート「喫煙について」結果

掌蹠膿疱症喫煙アンケート

[参考ページ]掌蹠膿疱症の治療…禁煙
[参考ページ]掌蹠膿疱症-患者アンケート

その他には、金属アレルギーなどを原因として報告されるケースがあります。
※筆者も金属アレルギー検査を受け、他の治療と組み合わせながら完治までの治療に組み込みました。