体の中では何が起こっているのか?

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掌蹠膿疱症のメカニズムを理解すると何が原因なのか見えてくる

筆者は医療従事者ではないので、手に入れられる本や、自分の担当医への質問とその回答から掌蹠膿疱症のメカニズムを学び、そして今も日々、継続的に学んでいます。

  • なぜ炎症が始まるのか?
  • なぜ痒みは収まらないのか?
  • 膿疱の正体は何なのか?
  • そもそも免疫機能とは通常どのように働いているもので、今は何がおかしいのか?

 体の中では何が起こっているのか?掌蹠膿疱症.comイメージモデル

自分の中で湧き上がるさまざまな疑問の解を求めて、自分の体を使っていろいろな治療法を試すことで少しずつ解を得ていて、通常治るまでに3~7年かかると言われている掌蹠膿疱症の症例としては圧倒的に短期間で症状は寛解に向かっています。
まだ完治していないと厳しく判定し、経過観察中です。

本に書いてある治療法が、みなさんにとって必ずしも効果があるとは限りません。

患者一人ひとりそれぞれ原因は異なるでしょうし、一概に「これをやれば治る」というものを決められないのが掌蹠膿疱症という病気の特徴だと、学べば学ぶほどわかってきました。

そのため、やはり患者は掌蹠膿疱症のメカニズムについて学び、自分の症状に対してさまざまな治療法を継続的に試すことが早期完治への道だと考えています。

私は、科学的に考えて納得できるものを自分で一つずつ試し、予後の影響、効果を検証しながら少しずつ理解していきました

 体の中では何が起こっているのか?掌蹠膿疱症.comイメージモデル

筆者の場合、なぜ掌蹠膿疱症が発症したのか?何が治療として有効なのかをある程度把握し、その原因がおぼろげに見えてきていて、確実にその病因のしっぽを掴むところまで来ています。

何度も書きますが、掌蹠膿疱症は患者によって原因はさまざまですし、その原因は一つであることもあれば、多くの原因が絡んでいる、いわゆる多因性のケースが多いです。

ですから一人ひとりが、自身の体と症状と向き合い、治療法について研究し、継続的に効果検証をしていくことが求められると思うのです。

「代謝障害」を原因とした「免疫の異常」が掌蹠膿疱症をもたらす

掌蹠膿疱症に直接関わってくるのは免疫機能です。

免疫機能が異常化して掌蹠膿疱症は発症します。

そこで治療法を検討する上で、まずは免疫機能のメカニズムを理解する必要がありますのでここで紹介したいと思います。

免疫とは本来、一度患った伝染病にはかからないための生体防御システムです。

細菌やウィルス、毒素など体にとって有害なものを異物として判断して排除しようとする動きなのですが、これが暴走する(異常化する)とアレルギーや掌蹠膿疱症の発症や病状の悪化に関係してくると言われています。

 体の中では何が起こっているのか?掌蹠膿疱症.comイメージモデル

免疫の異常はおそらく大きく2つあります。

(1)免疫機能の働きが悪くなりが低下する
(2)免疫機能が強くなりすぎる(=亢進)

一般的に、免疫機能の低下により外敵に対して害を被ることは風邪などの症状で理解できると思いますが、逆に(2)の免疫機能の亢進によって自分自身の体を痛めてしまうことがあるのです。

掌蹠膿疱症の症状も直接的にはこの免疫機能の亢進が原因となります。

掌蹠膿疱症だけでなく、膠原病や、リウマチなどはこの免疫機能の亢進が原因で起こる病気です。
※私は掌蹠膿疱症の治療が膠原病やリウマチの予防法にもつながることもあるのではないかと期待しています。

では、その免疫異常のうち、免疫機能の亢進によって自分自身の体を痛めてしまう時、体内ではどのようなことが起こっているのでしょうか?

一般教養として学んでも面白い免疫システム

まずは正常な免疫の仕組みについて知っておくべきだと思います。

免疫機能を司る各細胞もイメージしやすく説明知るために免疫力向上委員会のイラストを拝借しました。

免疫のしくみ

免疫の仕組み

免疫細胞の詳しい役割

以上のように免疫について学ぶ時、その登場人物を整理して役割を考えると理解しやすいです。

・登場人物
抗原(ウィルス、細菌、毒素)
マクロファージ、樹状細胞、サイトカイン
Tリンパ球、ヘルパー細胞、サプレッサー細胞
Bリンパ球
免疫グロブリン、Mタイプ抗体、Dタイプ抗体、Gタイプ抗体、Aタイプ抗体、Eタイプ抗体
登場人物を整理したところで、流れについて説明します。

抗原の侵入から抗体が作られるまで

1. 抗原(ウィルス、細菌、毒素)の体内侵入
2. マクロファージは自ら抗原を取り込んで異物の侵入を食い止める
3. マクロファージは抗原を取り込む際にサイトカインを介してTリンパ球に抗原の侵入を伝えます。
4. 樹状細胞もTリンパ球に抗原の侵入を伝えます。
5. Tリンパ球はBリンパ球に対して異物に対抗する物質である免疫グロブリンと呼ばれる特殊な蛋白質を作るように指示します。
6. Bリンパ球ははじめMタイプの抗体を作ります。
7. Bリンパ球は次にDタイプ抗体を作ります。
8. つづいてGタイプ抗体、Aタイプ抗体、Eタイプ抗体を作ります。

2を自然免疫、3~8の一連の流れは、高等な生物に備わっている巧妙なシステムで獲得免疫と呼びます。
この獲得免疫はさらに液性免疫と細胞性免疫に分かれます。
次はその説明ですが、抗体は抗原と結合してマクロファージのところまで運ばれますと、マクロファージは抗体もろともに取り込んで処理をします。これを液性免疫と言います。(食べてしまうイメージです。)
細菌やウィルスの場合は体の中に侵入すると増殖しますが、細菌やウィルスに感染した細胞はサインを出しこれを察知したTリンパ球が感染した細胞ごと抗原を殺します。(やっつけるイメージ)これを細胞性免疫といいます。
侵入してくるものによって対応の仕方を変化させる免疫システムに感動せざるを得ません。
また、一度攻撃した抗原を記憶していて、自動的に攻撃の仕方を変えるというからさらに驚きます。

通常必要な量だけ作られるように調節されているのですが、そのメカニズムに一役買うのがヘルパー細胞とサプレッサー細胞です。簡単に言うと、Tリンパ球がBリンパ球に対して抗体を作れ!と指示するのがヘルパー細胞で、逆に抑制するのがサプレッサー細胞です。

掌蹠膿疱症の患者の体内では、このうちヘルパー細胞が過多で、サプレッサー細胞が少ないという状況です。

掌蹠膿疱症の原因についての考察

ここまでご説明した中で、掌蹠膿疱症の原因としては2つの事が考えられると思います。

ひとつは、抗原(外敵)があまりに多い、または体内で生成される抗体(弾薬)では退治できない場合です。

これはこのサイトでも根本治療の一覧に記載している、歯科金属の除去へとつながる金属アレルギーであったり、病巣感染の治療のうち、一時的でなく継続的なもの、例えば虫歯や扁桃腺炎の治療が有効策と言えるかも知れません。

またこれは同時に免疫異常のうち、抗原に対して免疫が十分ではないという意味で免疫機能の低下と関連性があるとも言えますが、風邪をひくなどの一時的に体が弱っている時が恒常的でない場合は可能性としては低いと考えます。

もう一つは体内の免疫システムが何らかの要因によって壊れているということです。
壊れるというのは上述した、免疫機能の低下であったり、免疫機能の亢進(強くなる、止まらない)が言えると思います。

自分の症状は何が原因で起こっているのか?

まずはこれらのメカニズムを理解したうえで、数多くある治療法を頭に入れ、選択していくと完治に向けてより有意義な治療に臨めるのではないでしょうか?

執筆者の場合

私は、考察で述べた二つの可能性(外的要因、内的要因)のどちらも疑いました。

どちらか一方ではなく、同時多発的に様々な要因が重なって発症するのが掌蹠膿疱症の大半だと信じています

そのため、外的要因を抑えるために歯の治療(虫歯の治療と金属除去)を行いながら、ビオチン療法、禁煙、禁酒、つまり体質改善を図りながら、症状を悪化させないために抗ヒスタミン剤を飲みステロイドの外用剤で患部を治療しました。

また食事や睡眠の是正を図り、過度な長時間労働を避け多角的にアプローチしていきました。

原因を一つに求めるのではなく、それぞれに緩衝や影響がなければ同時に様々な治療法を取り組むことは掌蹠膿疱症の完治を早期化する第一歩と考えています
そのため、このページで説明した免疫システムについて理解をすることが自分の治療法を確立するための大きな助けとなりました。
生物の免疫については高校の生物IIで学ぶ内容なのでその説明も役立ちます。

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掌蹠膿疱症の治療法を拡める!


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