【Pick Up News】『手先の荒れは歯が原因!? 肌老化につながるらしい「お口の話」』

口腔内の常在菌を侮るなかれ

掌蹠膿疱症の原因を調べていると、根本的な要因として病巣感染が疑わしいケースが多いという事が見えていきます。
以前、記事でも紹介したのですが、口腔内の「αレンサ球菌」を抗原として免疫機能の異常を促進させるケースはその代表です。
虫歯などがある場合は特に注意です。

メカニズムとしては以前書いた内容を抜粋します。

このαレンサ球菌の中に存在する蛋白の一部は、皮膚にも存在することが分かっています。
扁桃は、αレンサ球菌群に対する抗体を作ります。
すると、その抗体は細菌を攻撃する一方で、皮膚に存在する蛋白をも攻撃する可能性があります。

正常な免疫機能では、抗体は体外に排出されますが、度重なる扁桃への細菌抗原の発生や、遺伝的な免疫反応によって排出されない可能性があるとのことです。

引用:「注目される細菌抗原「αレンサ球菌」 」-掌蹠膿疱症.com

口腔内の常在菌も菌であり、免疫機能が異物と判断すればその攻撃対象となるのは非常に明快な事実です。

口のなかは、多くの菌が集まる粘膜部分です。
腸の状態が免疫にかかわるように、実は口腔内の状態が身体に大きく影響しています。
さらには、歯の治療が肌荒れを引き起こしてしまうこともあるようです。

口と肌が関係する原因のひとつが「歯周病」。
歯周病とは、口の中に繁殖した細菌に感染し、歯の周りに炎症が起きている状態です。
歯の付け根には血管や神経があり、前身とつながっています。
そこから感染した細菌が入り込み、皮膚まで届いてしまうのだとか。
原因不明の皮膚炎を起こしたり、発疹や赤みが出ることがあるとされています。

同じように、虫歯による細菌感染も肌荒れの原因になりかねません。
虫歯が悪化し、歯のつけねとなる歯根部に膿(うみ)がたまってしまうことがあります。
この膿の袋から更に感染し、さまざまな皮膚疾患を招くのだとか。
掌蹠膿疱症(しゅしょうのうほうしょう)や蕁麻疹(じんましん)との関連も疑われています。

出典:楽天WOMAN

“自分でできる対策”

それは、口腔内の細菌数の低減です。
このサイトでもうがいの必要性を何度もお伝えしていますが、筆者の経験からでもうがいによって症状が劇的に寛解に向かったという点も併せてお伝えしたい事実です。
歯性病巣の治療は歯科医に任せ、一日2~3回のマウスウォッシュを是非取り入れましょう。
※掌蹠膿疱症の患者に対して病院でうがい薬を処方することもあります。

筆者はAmazon定期おトク便で、通常価格の10%値引きの価格で購入しています。

今回は楽天WOMANの記事をご紹介しながら改めて口腔内の菌のメンテナンスについてお伝えしました。
患者のみなさんのお役に立てれば幸いです。