ピロリ菌の治療で掌蹠膿疱症が治る?

2015年の春より掌蹠膿疱症を発症しましたが、短期間であらゆる治療法を試し、数ヶ月でほぼ症状が治まり、発症から約一年で自身で完治したと実感している状況に変わりはありません。(この内容は完治までの治療ノートに記述しています。)

今回記事のテーマに選んだのは「ピロリ菌の治療で掌蹠膿疱症が治る?」。

先日「掌蹠膿疱症の治療…抗生剤」のページにこのようなコメントがあり、これをきっかけに調べ、まとめてみたいと思ったのです。

noin より:
2016-06-21 06:55

何十年も掌蹠膿疱症に悩まされてきましたが、先日胃の検査でピロリ菌がいるといわれ、治療したところ、掌蹠膿疱症も胃もすっかり良くなりました。

ピロリ菌とは?

ピロリ菌の治療で掌蹠膿疱症が治る?

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息しているらせん形をした悪い菌で、主に胃や十二指腸などの病気の原因になります。
子供の頃に感染し、一度感染すると多くの場合、除菌しない限り胃の中に棲みつづけます。ピロリ菌に感染すると、炎症が起こりますが、この時点では、症状のない人がほとんどです。
大人になってから感染すると激しい胃の症状をみることがあります。
さらにピロリ菌の感染が続くと感染範囲が「胃の出口」の方から「胃の入口」の方に広がって、慢性胃炎(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)がすすみます。この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がん、さらには全身的な病気などを引き起こすおそれがあることが明らかになってきました。

出典:ピロリ菌って何者? | ピロリ菌のお話.jp

掌蹠膿疱症の直接原因が免疫機能の異常であることは皆さんご存知だと思います。
※掌蹠膿疱症のメカニズムについては「体の中では何が起こっているのか?」にまとめています。

ピロリ菌が胃の炎症を引き起こす原因になり得るとなると、その炎症に対して免疫が反応し異常化した場合、掌蹠膿疱症が発症する可能性もあるかも知れませんが、医療従事者ではないためこの点は名言できません。(どなたか、医師にその可能性を聞いて教えてください。)

「掌蹠膿疱症」は、実は皆それぞれ違う原因で起きているそれぞれ異なる病気かも知れません。「掌蹠膿疱症」は日本では便宜上使われている名称ですが、欧米では掌蹠膿疱症は「乾癬」として広くとらえられています。
多くの人の体験談に触れてきましたが「掌蹠膿疱症」の間接原因が、ピロリ菌であっても不思議ではないのです。

(前略)なんかおかしい気がする・・・。
そもそも原因がわからない病気ってことは、もしかしたら、それぞれ実は病巣が違うのかも。
人それぞれなんじゃなかろうか。
鎖骨痛い人、皮膚症状だけの人、本当に全員ビオチン欠乏症が原因なのだろうか?
ある人は金属アレルギーが原因かもしれないし、ある人は虫歯が原因かもしれない。ある人はタバコが原因かもしれない。
ある人は慢性の鼻炎が原因かもしれないし、またある人は扁桃腺が原因かもしれない。
だから、抗生物質が効く人効かない人、ステロイドで改善する人しない人、リウマチ薬が効く人効かない人、歯科金属の除去で改善する人、扁桃腺取ったら改善する人それぞれいるのでは??

引用:肩コリと思っていたら「掌蹠膿疱症骨関節炎」闘病中!!

ピロリ菌治療にも使用されるクラリスロマイシン

最終的に私が出した結論は、掌蹠膿疱症の間接原因にピロリ菌由来の胃の炎症を疑うのであれば、迷わずクラリスロマイシンを処方してもらうのが良いのではないかという事です。

掌蹠膿疱症の治療…抗生剤」のページにクラリスロマイシンの事は記述しており、この記事では『病巣部位不明の感染に対して、網羅的に使用』することを理由に、病巣感染を疑う患者さんには良いのではないかと書きました。(※実際執筆者も治療の一環で服用し、治まった症状が再発しなかったため、効果を実感しました。)

クラリスロマイシンはピロリ菌の除菌療法にも有用となっているので一石二鳥なのです。

胃潰瘍の原因菌‘ピロリ菌’の除菌療法にも有用で保険適応症として承認されています。

掌蹠膿疱症の患者さんは、一度医師に相談して試してみる価値のある薬なのではないかと思います。

私の治療指針は、治療に効果が見えなければ次の治療法、または併行して行うというものです。

掌蹠膿疱症の発症原因がビオチン不足にあることが疑われる場合は、『抗生剤の服用によりビオチンが消費される』/前橋医師とのことなのでなかなか踏み切ることが出来ないかも知れませんが、長期にビオチン治療法を行っていて改善が見られない場合は、思い切って違う治療法を取り入れるのも手だと思います。

ビオチン治療法と抗生剤の治療は以上の理由で併行難しいと思われるので注意して下さい。

medichine

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